ユナイテッドアローズ(UA)の2008年3月期第3四半期の連結業績が発表されている。
【2008年3月期 第3四半期の連結業績】
売上高 53,312(百万円) 対前年同四半期増減率 18.9%
営業利益 4,993(百万円) 対前年同四半期増減率
△20.4%経常利益 5,037(百万円) 対前年同四半期増減率
△19.5%純利益 4,144(百万円) 対前年同四半期増減率 26.0%
【2008年3月期の連結業績予想】
売上高 72,514(百万円) 対前期増減率 19.0%
営業利益 5,232(百万円) 対前期増減率
△28.8%営業利益 5,2632(百万円) 対前期増減率
△28.3%純利益 4,098(百万円) 対前期増減率 16.7%
中間期では通期業績予想を異例の大幅下方修正したが、業績回復までにはもう少し時間がかかるようだ。以下、第3四半期の決算結果を見て気になった点をまとめてみる。
・売上高は増収になったものの新店による増加分であり、既存店は
2Q、3Q連続で前年を下回った。
・売上総利益率はセール売上構成比の拡大により53.5%となり、
2.8%減少。
・たな卸資産が
前年同期比27%増と、以前から指摘されていた商品回転率の低さも改善されず。
・人件費及び出店コストの増加により、販売管理費が前年同期比で
23.9%増加。
純利益は増益になっているが固定資産の売却による特別利益の計上分であり、利益率の改善は進んでいない。
以下は、UAが発表している来期の方向性である。売上至上主義に走っていた組織を立て直すためには、全員のベクトルを合わせるために明確な方針や戦略を打ち出す必要があるだろう。
・UA本体
→経営基盤の再整備を主眼に、等身大の売上・利益成長を目指す。
・UAグループ(フィーゴ社、ペレニアルUA、新事業COEN)
→中長期の成長拡大に向けた準備。
「UAグループの長期のありたい姿」を今期下期に集中討議し、現状のブレークスルーを図るとあるが、大きな転換期を迎えていることは確かだ。アパレル市場が低迷する中、大きく成長を遂げてきたセレクト業態の最大手で唯一の上場企業であるだけに、今後を市場動向を占う意味でも注目したい。
◆参考
ユナイテッドアローズ、新業態を開始ユナイテッドアローズ、直営通販サイト終了
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- 2008/02/21(木) 18:11:06|
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